今更kobo TouchにAndroidを導入する

現状でもそこまでの不満はありませんし、Android化した場合のデメリットも多いですが・・・

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現状のkobo Touchはカスタムファームウェアなど導入済み

かなり遊べる格安電子書籍リーダーがkobo Touchです。

現状私のkobo Touchはかなりカスタムされていて、おそらく最高に使いやすい状態です。

kobo TouchにはAndroidも導入可能

もちろん非公式ですが、Androidを動作させることができてしまいます。

ただし、kobo Touch自体のスペックがあまりよろしくありませんし、E Inkなので反応速度もよろしくありません。なのでまともなAndroid端末として利用しようとは思わないでください。絶対後悔すると思います。

用意するもの

Androidイメージ

できればフォーラムのDropboxからダウンロードしたいところですが、404なのでどこかから探しましょう。

なおファイル名は2014-08-07_Android_Kobo_Touch_public.7zです。

2GB以上のSDカード

ランダムアクセス性能が高いSDカードが良いみたいですね。

SDカードリーダー

まぁ皆さんお持ちでしょう。

バイナリエディタ(モデルがN905Bの場合)

VSCodeで編集できれば良いのですが、それっぽい拡張機能は閲覧だけっぽいので適当なフリーバイナリエディタを用意します。

何でも良いですが、私はバイナリエディタで検索して上の方にあったStirlingにしました。どうせ今回しか使わないのでこだわりはありません。
Stirlingはうまく動かなかったのでそれの下にあった xeditを用意しました。

それもうまく動かなかったのでDump4wを用意しました。

ディスクイメージ書き込みソフト

何でも良いですが、DD for Windowsを用意しました。

DD for Windowsを利用する場合は直接イメージファイルを読み込める旧バージョンを利用しましょう。

新バージョンのR2はイメージファイルを直接読み込めません。

手順

イメージをダウンロード

どうにかしてAndroid用イメージを用意してください。まぁ簡単に見つかると思います。

イメージをN905B用に編集(モデルがN905Bの場合)

kobo TouchがN905Bじゃないのならばやる必要はありませんが、私のkobo TouchはN905Bなので編集します。

上の方で用意したバイナリエディタでダウンロードしてきたAndroidイメージを開きます。

アドレス80017にジャンプし、08と書かれている部分を00に書き換えて上書き保存します。それで動くはずです。

適当なSDにイメージを書き込み

イメージ書き込みソフトでSDに書き込みましょう。

DD for Windowsを利用する場合は管理者権限で起動して下さい。

裏ぶたを開けてSDを入れ替える

イメージの書き込みが完了したらあとは入れ替えるだけです。

裏ぶたを開けて、SDカードを入れ替えてください。

裏ぶたはkobo Touchをひねるようにするとできる隙間からプラスチックカードやピックを差し込めば外せると思います。

SDカードの固定はスライドで外せます。

起動

あとは起動すればとりあえずOKです。

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感想

想像以上に普通に動く(とはいってもE Ink特有の画面推移の遅さと画面タッチ感度の悪さ、文字入力など不満点は多いですが)と感じました。

もちろんバッテリー持ちもよろしくなくなりますし、フリーズの頻度も高くなります。無理にAndroidを動かしているのだから仕方ない。

そもそも私が今利用している無料漫画アプリをkobo Touchで使えれば最高だなぁという感情でやったことですが、Android2.3.4なせいかインストールできませんでした。まぁうすうすそうなるだろうなとは思っていました。

インストールできたのならばそこそこきちんと動いてくれそうなので非常に残念です。Android5以降なイメージ作られないかな・・・