どの電子書籍ファイル形式を利用するか検討する
電子書籍のファイル形式は様々なものがあり、それぞれ仕様が違います。
今まであまり考えずにとりあえずPDFにしていましたが、せっかくなのでそれぞれの仕様などをまとめてどのファイル形式を利用するか検討します。
Advertisement
PDFは電子書籍に限らずドキュメントファイルとしてよく使われているファイル形式です。
どの環境でも同じ見た目で表示することができるファイル形式なので、レイアウトが崩れたりすることがありません。
ほとんどのデバイスやブラウザーで利用することが可能なので、利便性はかなり高いファイル形式です。
ただし、後述するePubのように小説でのテキストサイズ変更といったことはできません。
ePub
現在電子書籍フォーマットのデファクトスタンダードとして利用されている形式です。
電子書籍デバイスや電子書籍リーダーアプリのほとんどが対応しています。
また、他の形式に比べて小説など文字を扱う本に強く、テキストサイズの変更なども可能です。
日本語の縦表記やルビなどにも対応しています。
mobi
現在ではKindleで利用されている形式です。
他にもKindleではazwやazw3などが利用されています。
cbz
cbr
画像ファイルとサムネイルなどのデータをまとめた形式です。
cbzの場合はzip、cbrの場合はrar形式で圧縮されています。
Advertisement
今の所ePubが電子書籍のデファクトスタンダードでPDFは利便性が高いということから、本などはePub、スキャンしたドキュメントなどPCでも利用したいデータはPDFで扱うと良い気がします。
-
前の記事
Kindleで芳文社作品が77円セール 2020年7月16日まで 2020.07.10
-
次の記事
iOS向け電子書籍リーダー”ComicShare”を利用する 2020.07.12