DR-C125の取り込み設定自分用メモ
ドキュメントスキャナーを買ってからちょくちょく使っているのですが、今更になって詳細設定というものの存在を知ったので、改めてしっかりとした取り込み設定を考えたいと思います。
CaptureOnTouchについて
imageFORMULAなどで使えるスキャンソフトウェアなのですが、簡単に利用できるということを最重視したのか表面上では簡単な設定しかできません。
なので今まで簡単な解像度設定などしかしていなかったわけです。
が、詳細設定から設定しないと使えない機能などもあるので詳細設定をしたいと思います。
CaptureOnTouchで詳細設定を使う方法
スキャンモードを新規作成するなりして設定していたと思いますが、そこにある”詳細設定ダイアログボックスを使う”にチェックを入れてから設定をすることで詳細設定をすることができます。
プロファイル
結構前から自炊派の方々に利用されているDR-C125なのでプロファイルはたくさん公開されています。
今回はそれを参考に私用のレシピを何個か作りました。
配布プリントスキャン
配布されたプリントのスキャン用プロファイルです。
モノクロ設定なレーザープリンターで印刷されているようなものです。
カラーモード
カラーモードは白黒にしておきます。
アドバンストテキストエンハンスメントモードⅡも試してみましたが、品質の低いレーザープリンター配布プリントだと余計に見づらくスキャンされてしまいました。
設定を詰めれば良さそうですが、白黒で問題がないので白黒にします。
解像度
解像度は400dpiにしてあります。
正直もっと解像度は低いほうがスキャン速度的にもファイルサイズ的にも良いですが、個人的なコレクター心のせいです。正直200でも十分だと思います。もともとそこまできれいな印刷でもなくスキャンする必要も無いようなものなので・・・
傾きを自動で補正する
チェックを外してオフにします。
公開されているプロファイルでもオフなことが多いですし、実感でも傾き補正は良い感じに働いてくれません。むしろ余計に傾いている気も・・・
超音波で検知
重送検知の超音波検知をオンにします。なぜデフォルトではオフになっているのでしょうか・・・
配布プリントスキャン(半折り)
DR-C125にはサイズの大きい用紙を半折りしてスキャンすることで自動で合成して一枚にしてくれる機能があるのですが、この詳細設定を利用しないと使えません。
なぜ半折りという選択肢をCaptureOnTouchでは抹消したのだ・・・
基本設定は配布プリントスキャンと同じ
解像度などの設定は配布プリントスキャンと同じ設定を利用します。
超音波で検知
重送検知の超音波検知をオフにします。折ってスキャンする関係上、重送したと検知するのかスキャンできないのでオフです。
読み取り面
読み取り面を半折りに設定します。これで一枚にしてくれるはずです。
汎用設定
私がプラスチックカードをスキャンしたり、何らかの価値のある紙をスキャンするための設定です。
カラーモード
24ビットカラーにします。
解像度
600dpiにします。スキャンに時間がかかりますし、ファイルサイズも大きくなりますがおそらく重要な紙なので良いのです。
傾きを自動で補正する
チェックを外してオフにします。
超音波で検知
重送検知の超音波検知をオンにします。
自炊設定
本を電子化する場合に利用するときに使う設定です。
カラーモード
24ビットカラーにします。
解像度
300dpiにします。400dpi以上だと極端に遅くなります。おそらく300dpiでも十分に綺麗です。
超音波で検知
重送検知の超音波検知をオンにします。
出力先
CaptureOnTouchでは出力先やフォーマットも選択できます。
PNG
可逆圧縮なので最高な画質のまま保存できます。
サイズを落としたいのなら後からJPEGに変換すれば良いのです。
小説であったり参考書であったりと字がメインの場合はPDFにしてOCRさせると便利なような気もします。完璧とはいきませんが、ある程度は認識されるので文字検索程度には利用できます。
DR-C125はかなり良く、非常に満足度の高い製品だと思います。プラスチックカードもスキャンできますしね・・・(現行機ならScanSnapでもできますが中古で安い機種だと未対応)
ただ一つ、傾きがひどい。ScanSnapを使ったことがないのでドキュメントスキャナー自体の問題かはわかりませんが、傾きがかなりひどいことも多いです。
横から支えているのが紙の下の方だけですし、そもそも固定が甘い機構なのでどうしても傾いてしまいます。補正もあまり綺麗にはかかりませんし、そこは残念です。
とはいえ、傾きがひどくない時はかなり綺麗かつ高速にスキャンできるので非常に便利です。現行機は傾かないようになっているのかな・・・
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