(複数の環境で利用するのならば)GoogleDriveでのOfficeデータはGoogle形式ではなくMicrosoft形式がおすすめ
ただしGoogleDrive上以外でOfficeデータを利用する予定が無い人はGoogle形式のほうがおすすめです。
- 1. GoogleDrive上でオフィススイートを利用できる
- 2. GoogleDrive上で作成されたOfficeデータはGoogle形式になる
- 3. GoogleDriveからGoogle形式のOfficeデータをダウンロードするとMicrosoft形式に変換されてダウンロードされる
- 4. ただしGoogleDriveにあるOfficeデータを複数の環境で利用する際には問題が
- 5. GoogleDrive上ではMicrosoft形式のOfficeデータをそのまま編集可能
- 6. GoogleDrive上にMicrosoft形式のOfficeデータを変換させずにアップロードする
- 7. すでにGoogleDrive上にあるGoogle形式のOfficeデータをMicrosoft形式に変換して再アップロード
GoogleDrive上でオフィススイートを利用できる
実はGoogleDrive上でWordやExcel的なオフィススイートを利用することが出来ます。
GoogleDriveはブラウザーからアクセスできるので、オフィススイートもブラウザーから利用することが出来ます。
しかもアプリ版もあります。
ブラウザーなら簡単に利用できますし、もちろん無料です。しかもクラウド同期でマルチプラットフォームでの利用も可能。最高か?
GoogleDrive上で作成されたOfficeデータはGoogle形式になる
GoogleDrive上でそのオフィススイートを利用する場合は基本的にGoogle形式に変換された後に利用することになります。
GoogleDrive上で右クリックし、GoogleドキュメントやGoogleスプレッドシートを新規作成した場合はその名の通りGoogle形式のOfficeデータになりますし、設定しない限りGoogleDriveにMicrosoft形式のOfficeデータをアップロードすると自動でGoogle形式に変換されます。
ではGoogle形式で困るかというとそうでもありません。GoogleDrive上で今までのWordやExcelとほぼ同じように編集することが可能ですし、そのうえGoogleDrive上にあるGoogle形式のOfficeデータはGoogleDriveの容量を消費しません。つまりGoogle形式のOfficeデータはGoogleDrive上で利用し放題ということです。最高か?
GoogleDriveからGoogle形式のOfficeデータをダウンロードするとMicrosoft形式に変換されてダウンロードされる
GoogleDriveから新規作成したりGoogleDriveにアップロードするとGoogle形式に自動変換されるのならばそのOfficeデータはもうGoogleDrive上でしか利用できないのかというとそうではありません。
Web版GoogleDriveからGoogle形式のOfficeデータをダウンロードすると自動でMicrosoft形式に変換されてからダウンロードされます。
ダウンロードされたMicrosoft形式のOfficeデータはWordやExcelなどで(ほぼ)同じデータとして利用することが出来ます。
ただしGoogleDriveにあるOfficeデータを複数の環境で利用する際には問題が
上に書いたとおり、Google形式のOfficeデータでも(GoogleDrive上のみで利用するのならば)特に問題もありませんし、その上GoogleDriveの容量を消費しないという最高な仕様なのでむしろそれがおすすめなのですが、同じOfficeデータを、PC上ではローカルに同期してMicrosoft Wordで編集したい、スマホではGoogleDriveアプリから編集したい、というような場合や、クラウドストレージ同士でバックアップさせたい、というような若干テクニカルな使い方をしたい場合は問題が出てきます。
PC上では同期してMicrosoft Wordで編集したい、という場合にはGoogle形式のOfficeデータは利用できません。
Google形式のOfficeデータをローカルに同期させるとわかるのですが、ローカルに同期されるデータはOfficeデータではなくそのGoogle形式のOfficeデータをGoogleDrive上で編集するためのリンク的なものになります。
同期されるデータはOfficeデータではないため、Wordなどでの編集はできません。
そのファイルを開くとブラウザーに飛ばされGoogleDrive上で編集することになります。
また、クラウドストレージ同士でバックアップしたいという場合はWeb連携サービスを利用したりするのですが、Google形式のOfficeデータはそのWeb連携サービスでのダウンロードができず他のクラウドストレージにコピーが出来ません。おそらくGoogle形式のOfficeデータは他のクラウドストレージなどにコピーする、というようなことを想定されていないのでしょう。
同期時やWeb連携サービスのダウンロード時に自動でMicrosoft形式に変換してくれたりしてくれれば良いのですが、そこまではしてくれません。仕方がない。
GoogleDrive上ではMicrosoft形式のOfficeデータをそのまま編集可能
昔は一旦Google形式に変換しないと編集できなかったGoogleDriveのオフィススイートでしたが、現在はMicrosoft形式のOfficeデータも直接編集可能です。
上で書いた問題はGoogle形式だからこそ起こる問題であり、Microsoft形式のOfficeデータをそのまま利用すれば問題は起こりません。
ただし、Microsoft形式のOfficeデータはGoogle形式のOfficeデータのようにGoogleDriveの容量を消費しないという特別扱いはありません。
容量を圧迫するレベルでOfficeデータがあるのならばGoogle形式のまま利用する方法を考えたほうが良いと思います。
GoogleDrive上にMicrosoft形式のOfficeデータを変換させずにアップロードする
上で書いたとおり、Microsoft形式のOfficeデータをGoogleDriveにアップロードすると自動でGoogle形式に変換されます。
が、設定を変更すればそのままMicrosoft形式のままアップロードすることが可能です。
Web版GoogleDriveにアクセスし、右上の歯車から設定、”アップロードしたファイルを変換する”のチェックを外します。
これでMicrosoft形式のOfficeデータをアップロードしたとしてもGoogle形式に自動で変換されることがなくなります。
すでにGoogleDrive上にあるGoogle形式のOfficeデータをMicrosoft形式に変換して再アップロード
要するにGoogle形式のOfficeデータをすべてダウンロードして、そのデータを再度GoogleDriveにアップロードすれば良いのです。
大量にある場合は多少手間かもしれませんが、テクニカルな使い方をしたいのならばするしかありません。
GoogleDrive上にあるMicrosoft形式のOfficeデータはGoogle形式のOfficeデータを編集する際とほぼ同じ要領で編集することが可能です。
これでローカルに同期させたOfficeデータをWordで編集し、そのデータをGoogleDriveアプリで編集し、更にそのデータをWeb版のGoogleDriveから編集し、同期されたOfficeデータをWordで編集し・・・なんてことも可能になりました。
クラウド時代・・・最高ですね!!!
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