OPPO Reno Aの通知が来ない問題を解決する
Reno Aのハードウェアはかなり良いのですがソフトウェアは・・・
ColorOSが曲者
OPPO製のスマートフォンにはAndroidをベースとしたColorOSが搭載されています。
基本的にはAndroidと同じなのですが、UIであったり、省電力機能などが独自になっています。
そのColorOSが曲者で、セキュリティや省電力機能が強力なことから、アプリのバックグラウンド動作が自動停止され通知がならなくなることがあります。
システムアプリを無効化して改善
スマートフォン単体で行うことができる回避方法もあるのですが、面倒ですし無効にしたほうが早いので過剰な省電力機能を無効にします。
なお、省電力機能を無効にするためバッテリー持ちが悪くなる可能性がありますし、本来はシステムに必要な機能なので無効にすると不具合が起こる可能性があります。
また、PCと接続してADBコマンドを利用して無効にすることになるのである程度慣れている人が行ってください。自己責任です。
ADB環境の用意
ADBコマンドを利用して無効にするので環境を用意します。
本来ぼちぼち面倒な手順を踏む必要があるのですが、このツールを利用すると15秒で環境を作ることができます。
ツールを起動し、yを入力して進み、ドライバをインストールすればOKです。
USBデバッグの有効化
次はスマートフォンを操作します。
設定→端末情報→ビルド番号を連打して開発者オプションを表示させます。
設定→その他設定→開発者オプションを開き、USBデバッグをオンにします。
“自動的にクリアする”を無効化
スマートフォンをPCに接続し、PowerShellなどで
adb shell pm disable-user --user 0 com.coloros.athena
を実行することで”自動的にクリアする”を無効にすることができます。
このアプリがタスクキルを自動で行ったり、バックグラウンド動作の制御を行ったりしています。
なお、無効にすることでバックグラウンド動作の禁止設定を行えなくなり、すべてのバックグラウンド動作が許可になります。
また、アプリ履歴での一括タスクキルが利用できなくなります。
“フォンマネージャ”を無効化
adb shell pm disable-user --user 0 com.coloros.phonemanager
を実行することで”フォンマネージャー”を無効にすることができます。
開発者向けオプションは無効になりませんでした通知が来なくなります。
あとはスリープ時にWi-Fiが無効にならなくて電源接続時にバイブがならなくて72時間ごとにパスコード入力を要求されなくて再起動でDPI設定が初期化されなくて必要なアプリの自動起動が自動で設定されれば最高なのですが・・・
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