条件に合わせた最適なMVNOを考える

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そもそもMVNOとは

楽天モバイルのページをご覧ください。
軽く説明させていたただくと、キャリアから回線を借り、それを提供するという通信事業者です。
回線の使える範囲はキャリアと同じ、価格は割安、速度はかなり差があります。
基本的に価格が高ければ速度は早くなる傾向があります。

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MVNOを比較する上で重要な点

使う携帯に合わせた回線提供元

これは重要かつ少しむずかしいところかもしれません。
基本的にMVNOは今まで使っていたスマートフォンなどをそのまま利用します。
今までしてきたように携帯電話ごと変更はしません。
なので、よくわからないけど機種は変えたいという方は、3大キャリア、またはY!mobileをおすすめします。
もしくは、SIMフリー端末を購入することを検討しましょう。

大体の方は3大キャリアからMVNOに移行したいという方だと思います。
その場合は、今使っているキャリアが回線提供元のプランを選択しましょう。
例としてmineoで契約することにして、auの端末を使いたい場合はmineoのauプランを選択します。
別のキャリアが回線提供元のMVNOを使いたい場合などは今使っている端末をSIMロック解除することを検討しましょう。
ただし、その場合は今使っている携帯電話と使おうとしている回線提供元のバンドが合致するか確認しましょう。

SIMフリーやSIMロックなどのことについては、OCNモバイルONEのページを御覧ください。
基本的には今まで使っていたキャリアに合わせたプランを、SIMロック解除した端末やSIMフリー端末を使う場合はdocomo系のプランを利用することをおすすめします。
auやSoftBank系の回線を使う場合はきちんと対応バンドを調べましょう。繋がりにくい場合や繋がらないことがあります。

価格

もちろんこれは基本かつ重要な点ですね。
通信容量、SMSありかなしか、電話を使うかどうかなどで価格がかなり変わってきます。

価格は価格.comの格安SIM比較がわかりやすく便利だと思います。

実測速度

メインで使い、外で大容量な通信をするならばここもかなり重要になってきます。
最大175Mbps!みたいに表記するMVNOもありますが、それはあくまで理論値であり、3大キャリアでもその速度が出ることは稀です。
MVNOならば実測で10Mbps出ればかなり早く、混雑時に3Mbpsでも出れば優秀なMVNOと言えるでしょう。
2Mbpsでれば720pでYouTubeが等速再生できますから、常時3Mbpsも出れば完璧でしょう。
もちろん、外で動画を高画質で見るなど大容量の通信をしないのであれば、そこまでの実測速度は必要ありません。
自分の使い方と価格を考慮して決めていきましょう。

こちらのサイトでは、公平な条件で様々なMVNOの実測速度を計測しています。
かなり参考になると思います。

MVNOごとの特色

MVNOはキャリアから回線を借りて自分の好きなように回線を提供できるので、面白いサービス、自社サービスとの連携割引など様々な特色があります。
例えば、楽天のサービスをかなり使っているのならばそれによる割引がある楽天モバイル、SNSなどの利用を通信量としてカウントしないプランがあるLINEモバイル、余ったパケットを譲ったりもらったりできるフリータンクというサービスを提供しているmineoなど・・・
自分に合う特色を選ぶこともできます。

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結局のおすすめはどこなのか

誰にでもおすすめできるMVNO

Y!mobile

CMでも店舗でもよく見るY!mobileです。
ここは厳密に言えばMVNOではなく、SoftBankのサブブランドです。
サブブランドでは、ほぼ3大キャリアと同じような実測速度やサービス内容が受けられます。
価格的には3大キャリア>>サブブランド>>>MVNOといったところでしょうか。
ですが、サービス内容は、3大キャリア>=サブブランド(特にY!mobile)>>>>>MVNOのような感じです。
SoftBankのサブブランドはY!mobile、auのサブブランドはUQ mobileです。
特にY!mobileは本当にほぼSoftBankのように使えます。
変わる点は機種の選択肢が基本的にミドルレンジの割安なスマートフォンになる点です。
その他は利用する回線も、速度も、サービス内容もほとんど変わりません。
SoftBankユーザーが無料になるヤフープレミアムも無料になります。
携帯電話関係にあまり詳しくない、またはあまり手間をかけたくないけれども価格は落としたいという方はY!mobileが一番おすすめです。

メインとして使う予定の人におすすめのMVNO

OCNモバイルONE

OCNモバイルONEについて改めてまとめる

価格も安く、速度も普段遣いには困らない程度には高速で使い勝手の良いMVNOです。

端末とのセットで契約すると端末がかなり安く購入できるので、端末も同時に購入したいという場合にも便利なサービスです。

回線はdocomo回線しか選べないので、auやSoftbankの回線のみ使える端末の場合は端末セットで新たな端末を購入するか、他のMVNOを検討するかしましょう。

LINEモバイル

こちらも最近よくCMで見るLINEモバイルです。
チャットツール、最近は決済サービスとしても話題なLINEのSIMです。
MVNOにしては若干高めですが、比較的速度も早めです。
ただし、速度差が激しく昼などの混雑時は1Mbpsを切るときもあります。(docomoプランの場合)
普通の使い方ならば困りはしませんが、混雑時に動画を見ようと思うと少し厳しいかもしれません。(docomoプランの場合)
ただし、720pなどの高画質で見ようと思わなければ十分見れるレベルの速度は確保されています。(docomoプランの場合)
SoftBank回線で問題が無いのならばそちらにすると速度もかなり早く安定しているので、特段理由がない場合はSoftBankプランにすると良いと思います。

UQモバイル

こちらもCMで見たことがあるのではないでしょうか。
auのサブブランドです。
上で説明したように、厳密に言えばMVNOではありません。
なので価格も比較的高めです。
が、速度は安定して早いです。
2番目におすすめになった理由としては、回線がauだという点です。
auからUQモバイルに変える場合などは問題ありませんが、auの回線はバンド的に少し特殊です。
なので、自分が使おうとしている携帯電話が対応しているか確認しましょう。

サブとして使う、そもそも速度をそこまで求めていない人におすすめのMVNO

0sim

nuroモバイルが提供しているプランなのですが、これがかなり面白いです。
なんと、毎月500MBまでは無料で使えてしまいます。
2015年に雑誌の付録としてこの0simが付属し、話題になりました。
私も当時入手しました。
その後、正式にプランとして提供されました。
500MBを超えた場合は100MBに月100づつ加算されていく従量制プランとなっています。
あまり外でデータ通信を使わない方には魅力的なプランですが、問題なのは速度。

速度が出やすい夜中の速度なので非常に早く見えますが・・・

こちらのサイトで昼間の速度を確認していただければわかりますが、記事作成日の12時30分での実測値は0.06Mbps(60Kbps)です。
非常に遅い。3大キャリアの通信制限速度が128Kbpsですから、あの通信制限されて遅くなった速度の半分しか速度が出ないことになります。つまりほぼ使い物になりません。
逆に言えば、夜中と早朝はそこそこの速度が出ますし、テキストチャットしかしない方はそこまで速度が必要ないのでそういった方にはおすすめできるかもしれません。

以上です。人によって最適な回線は違ってくるので、自分に合わせたMVNOを探してみてください。私はdocomoを使っています。