壊れたMicroUSBケーブルを修理して再利用する
- 2018.12.17
- 周辺機器
- MicroUSBケーブル, ハードウェア, 周辺機器, 電子工作
これは詳細を省くが結論だけ言うと私は失敗した。
結構壊れやすいMicroUSBケーブル
特にMicroUSB側ね。あれすごい簡単に壊れがちですよね。扱いが雑な人とか持ち運んで使うケーブルの場合は特に。
ということで、MicroUSB端子を新たな物にして復活させようという記事です。
修理に必要なもの
はんだ
いい感じにくっついて電気を通すはんだ。
はんだごて
いい感じに加熱されてはんだを溶かせるはんだごて。
破損済みMicroUSBケーブル
厳密に言えば、MicroUSBに限らずとも4本線があるケーブルなら大丈夫。(充電のみならば2本でも可)
が、私はよく知りませんのでご自身で調べてみてください。
MicroUSB端子
基本的には5pinにしておけばデータ通信もできるケーブルになる。
ワイヤーストリッパー
ケーブルの被覆を導線を切らずにいい感じにはがせるやつ。
自分が器用でハサミだけでいい感じにできるのならば不要です。
ニッパー
要するにケーブルを切るもの。
ハサミでも可。
グルーガン
完成後に絶縁と強度向上のために固めるために利用。
メルトガンでもホットガンでもホットメルトでもホットボンドでも構いません。同じものなので。
まぁ必須ではありません。
が、あると便利。
はんだごて慣れと器用さ
実はこれが一番重要。(はんだごてとはんだとMicroUSB端子を除く)
私はありませんでした。
やり方
簡単に言うと線を切って被覆をむいてMicroUSB端子にくっつけるだけです。
破損したMicroUSBケーブルのMicroUSB端子側を切断
切ってください。
切った側の被覆を剥く
剥いてください。ワイヤーストリッパーとかで。
中にある4本線の被覆も剥く
これはワイヤーストリッパーでは細すぎて厳しいかもしれないのでハサミなりニッパーなりで被覆だけ剥いてください。
長さとしては3mmぐらいでしょうか。長いほうがはんだ付けはしやすいですが、長すぎると隣の線とくっついてショートして使えません。
ここが第一器用じゃないと無理ポイントです。私は何回も導線ごと切断しました。
新しいMicroUSB端子にはんだ付け
ついにはんだ付けです。
これが第二器用じゃないと無理ポイントです。私はこれで失敗しました。
端子側にはんだがついている場合はそのままはんだ付け、ついていない場合は導線側に薄くはんだをつけておくと良いかもしれません。(失敗した人の言葉なのであまり信用しないでください)
3pin側はこうです。養生テープは絶縁用です。マスキングテープ(養生用じゃなくてデザイン的に使われるようになった方のマスキングテープ)が見当たらなかったので・・・
といってもわからないでしょうから説明します。というかピント全然あってませんね。
3pin側は、端子側を上、ケーブル側を下と向けたときに、右から赤、緑、黒です。
こういうことです。わかってもらえますかね・・・
これでもペンタブで必死に書いたんですよ???
次、2pin側は右から白、無です。無は何もつけないでください。
まぁこれはわかってください。(別に絵がかけないからとかではないですよ)
動作確認
とりあえずくっついたら壊れても良いUSB製品につなげて動作確認してください。
私は充電したり切れたりを繰り返す虚無ケーブルができてしまいました。
完成後の処理
絶縁と強度向上のためにグルーガンで薄く固めてください。
その後MicroUSB端子にくっついてきた外側をはめて完成です。
結論
MicroUSB端子をはんだ付けするの難しくないか???
コテ先が若干太かったせいか、はんだが太かったせいか、私が不器用なせいかはわかりませんが(答えは出ているじゃないか)、使えませんでした。悲しい。
はっきり言って100均で買ってきたほうが楽です。
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