ソフトブリックした304SHを復旧させる

超高級文鎮と化してしまった304SHをなんとか復旧させようという記事です。
・・・これ需要あるの?

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この記事の対象となる人

304SHを所持していて、304SHのrootを取得し、System領域をふっとばし、ソフトブリックになった人。
・・・これ何人いるの?

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今までのあらすじ

親から304SHが回ってくる

携帯電話回線契約は2年後4年後のことも見据えた上で完璧に理解してから契約しよう

積み端末となる

まぁメイン端末はGalaxy S7eがありましたし、SIMロック解除もギリギリ義務になっていなかった時代の端末なので・・・

rootが取れるようになる

できないと考えていたSHARP端末のroot取得がいつの間にができるようになっていました

System領域をwipe(削除)してしまう

なんとなくでSystemを消したら普通に起動しなくなってしまいました(アホ)

フォトフレーム兼各種サーバーとして活用していたLGL22が引退

バッテリーが膨らんできたので安全性を考え引退させました

LGL22代わりの端末が欲しくなる

候補端末たち

  • Galaxy Note8
    メイン端末なので不可
  • Galaxy S7edge
    サブ端末なので嫌
  • Android One 507SH
    root取得不可なので不可
  • Fire HD8
    サイズがでかすぎるので不可
  • SHARP 304SH
    ソフトブリックなので不可

304SHを復活させれば万事解決

ちょうどいい画面サイズ(LGL22と同じ5.2インチ)とroot取れる点、有機ELでははない点(有機ELは焼き付きそうというイメージ)、ちょうどいいハードウェアスペック、一番活用に困っている端末な点が最もフォトフレーム兼各種サーバーとして適しているので復活できれば最高

調べたらできそう

ただしSONYとかLGとかみたいにFlashToolなんて便利ツールありませんし面倒さMAX
もちろん自己責任

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やり方

この動画と、

こちらのページを翻訳と察しのパワーで読み解いてやっていきましょう。

改造MicroUSBケーブルを作る

ソフトブリックした304SHを復旧させる 改造MicroUSBケーブル作成編

こちらの記事を参考に作って来てください。
これが復旧難易度を高めています。

Zadigの利用

YouTubeの概要欄にあるリンクからダウンロードしてください。
そして、展開するとPA 24_XXX.ldrというファイルがあるでしょうから、そのXXX部分をIMEIに変更します。
起動できなくても、SIMスロットあたりにIMEIが書かれたシール的なものが収納されています。引き出して確認しましょう。
桁数は15桁です。
その後起動し、先程改造したMicroUSBケーブルを接続します。動画でいうと3分あたりです。接続して通知LEDが白く光ればケーブルはきちんとできています。そもそも光らなければそのケーブルは欠陥品です。修正してください。赤く光った場合は、抵抗がうまくついていないか304SHのバッテリー残量が残りすぎている可能性があります。
ある程度バッテリーを消費してから再チャレンジしてみてください。
白く光った場合は、動画でいうと3分20秒あたりの操作をします。
OptionsからList All Devicesをオンにし、304SHっぽいやつ(おそらくUnknown Device #1)を選択し、ドライバをインストールします。

fldr.exeの利用

zadigのフォルダをShiftを押しながら右クリックし、Power Shellをここに開くをクリックします。(Windows10の場合 8や7などならばコマンドプロンプトかもしれない)

fldr.exe -S -r PA24_recovery.ldr

と入力しEnter。
そして改造したMicroUSBケーブルで304SHを接続します。
ここで自動的にいろいろされ、OKOKと表示された後LEDが消灯。その瞬間にケーブルを切断!
うまくいけばこれで電源が入り、リカバリに突入です。やったね!
ケーブルを接続すると電源が入ってしまう場合は、電源を切って再度接続してみてください。
また、LED消灯後ケーブルを抜いても電源が入らなかった場合はタイミングが合わなかったので改めてもう一度実行してください。

バックアップデータからのリストア

こちらから304SHのROMバックアップデータをダウンロードしてきてください。
大量の広告を目にするはめになりますが、Systemをふっ飛ばした自分のせいです。辛抱強く広告を開いては閉じて肝心のファイルを取得しましょう。
なお、ダウンロードしてきたバックアップデータの安全性は謎です。そもそもroot取得が自己責任なのですから、復旧も自己責任です。
ダウンロードしたファイルを展開し、SDカードにコピーします。
SDカードは32GBでも8GBでも2GBでも良いはずですが、何故か私の環境では32GBSDでは認識しなかったので8GBSDを利用しました。
端末にバックアップデータをコピーしたSDを挿入し、TWRPからRestoreを実行してください。うまくいけばこれできちんと起動して念願の初期設定が表示されます。
なお、Restoreを選んでもバックアップデータが表示されない場合は再起動してみてください。
それでも表示されない場合は一旦Backupからバックアップし、それによって生成されたフォルダ内の中身を入れ替えればうまくいくかもしれません。

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以上です。一体何人に需要があるのか・・・