Android端末で建てたVPNサーバーを高速にするために奮闘する記事
素直にCentOSとかで建てたほうがいいと思います。
事前知識
AndroidでVPNサーバーを建てた
建てました。きちんと動作はします。遅いですけど・・・あとたまに不安定な気がする。(まぁ普段使っていないから分かりませんが)
ワタシ イガイト チシキナイ
詳しい感を出していますが、ネットワークとかサーバーとかあまり詳しくありません。
銀行とか決済ならある程度詳しいと思いますが・・・
Google検索とGoogle翻訳があればある程度使えちゃうわけです。
現状
遅い。特に家庭内LANにアクセスする時。
これがAndroid端末が原因なのかsambaが悪いのか回線が悪いのかワカラナイ。
あと不安定な気がします。まぁこれは気がする程度です。通信速度は大体のサイトでは問題ありません。
むしろDNSで広告ブロック(推奨はしません)してるから快適かもしれない・・・
なお、サーバーと化したAndroid端末側はアップロードもダウンロードも50Mbps程度出ています。そのぐらい出たら良いのに・・・
改善策
Servers UltimateはOpen VPN2.0を利用しているので、Open VPN2.0の高速化技法を探せば良いわけです。
Open VPN2.4以降のモダンな機能は使えません。残念!(波田陽区)
改善策を調べてみました!(調べてみた系まとめサイト)
暗号化
型落ちAndroid端末(とはいっても結構高性能ですが)なのでCPUがボトルネックになる可能性があります。
そこで暗号化を再考します。
おそらくデフォルトだとBF-CBCとかいうやつが使われています。
調べてみると無効にできたり、より強いAESが使えるみたいです。AES・・・私でも聞いたことがあるつよつよアルゴリズムだ・・・
計測結果
こんな感じです。精度は期待しないでください。何故SoftBank回線かというと、親の端末を借りてテザリングしているからです。ギガ不足に悩む現代の若者なので・・・
左上からVPN無し、暗号化なし、AES-128、AES-256です。
正直、VPN無し以外はほぼ誤差です。
暗号化なしとありでアップロード差がかなり出ていますが、これも誤差のような気もします。
速度差があまりないように感じますし、せっかくなのでAES-256を利用したいと思います。
設定はサーバー側とクライアント側の設定ファイルにcipher AES-256-CBCと一番下に追記しましょう。
設定ファイルはサーバー側は/data/data/com.icecoldapps.serversultimate.packa/vpn/congif.conf、
クライアント側はSaveしたclient.ovpnです。
comp-lzo無効化
なんかいらない気がしません?基本圧縮されているファイルしか転送しませんし・・・
うん。まぁ。誤差といえば誤差。
lz4圧縮とかいうやつがOpen VPN2.4にはあるみたいです。そっち使いたい。
無駄に圧縮はしないことにしました。
mssfixの設定
なんかみんなやってるので効果あるのでしょうね。多分。
我が家のMSSが1414なので1400にします。みんなこんな感じの数値なので大丈夫でしょう。
なお、MMSはこちらで測れます。
cipher AES-256-CBCと同じようにそれの下に
mssfix 1400と追記します。多分両方に。
ログを見るに意味なさそうなのに若干早くなるんだよなぁ・・・
結果
誤差程度の違いしか無い!!!!!!!!!!
解決法教えてください。
いかがでしたでしょうか?
解決法は見つかりませんでした。悔しい・・・ですよね?
解決できるといいですね!(調べてみた系まとめサイト)
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