Cakewalk by BandLabを導入する
無料で使えてしまうのはおかしい高機能DAWです。
SONORがCakewalk by BandLabに
なんやかんやあって有料DAWであるSONARが販売を終了したのですが、その後なんやかんやあってCakewalk by BandLabとして再登場しました。
しかもSONARの最上位とほぼ同じ物を無料で利用できるようになって再登場してしまいました。量を減らして再登場させるどこかとは大違いです。
BandLabのアカウント作成
Cakewalk by BandLabは無料で利用することが出来ますが、利用するためにBandLabのアカウントが必要になります。
何らかの方法でアカウントを作成してください。
名前とメールアドレス、パスワードを入力すれば作成できます。
BandLab Assistantのインストール
アカウントを作成して早速Cakewalk by BandLabのインストール・・・としたいところですが、Cakewalk by BandLabはBandLab Assistant経由でインストールすることになります。
BandLab Assistantをダウンロードし起動すると自動でインストールされます。
先程作成したアカウントでログインしてください。
Cakewalk by BandLabのインストール
ログイン後、右上にあるAppsからCakewalk by BandLabを選択しインストールします。
Installをクリックすると、追加するアドオンの選択画面になります。
Studio instruments Suiteが音源アドオン、Drum Replacerが録音ドラム音変更アドオン、Melodyneが音程補正アドオン、Theme EditorがCakewalk by BandLabのテーマエディターらしいです。個人的にはMelodyneを入れたい所ですが、Melodyneに関しては30日体験版らしいので注意。
すべて入れなくても普通に使えますし、入れても問題なく使えます。とりあえずなんかしら入れたいという人はStudio instruments Suiteを入れると良いかもしれません。
Installをクリックするとダウンロードが開始され、完了するとインストールが開始されます。
言語を選択、規約同意、インストール方法選択(理由がない場合は標準でOK)プログラムグループの指定(理由がない場合はそのまま次へ)、インストール先の指定(理由がない場合はそのまま次へ)、共有コンポーネントのフォルダ(理由がない場合はそのまま次へ)、VSTプラグインのフォルダ(理由がない場合はそのまま次へ)、アプリケーションコンテンツフォルダ(理由がない場合はそのまま次へ)、ファイルの関連付け(理由がない場合はそのまま次へ)、追加タスクの選択(理由がない場合はそのまま次へ)、インストールをクリックでインストール出来ます。
インストール完了後、続いて先程選択したアドオンもインストールされます。
Cakewalk by BandLabの初期設定
インストールが完了したら起動してみましょう。
次へをクリックし、入力デバイスと出力デバイスを指定します。
詳細設定はしたい人だけがしてください。
次にMIDIのセットアップです。
MIDIデバイスを接続している場合はチェックを入れて利用できるようにしましょう。
最後に利用情報送信についてです。好みでチェックを入れるか外すかしてください。
プロジェクトの作成
設定が完了したのでプロジェクトの作成をしましょう。
1から作る場合は新規プロジェクトのテンプレートから作成することになりますが、今回は動作チェックとしてデモプロジェクトの適当なものを開きます。
再生して音が出ればひとまずOKです。出ない場合は色々確認してみてください。特に出力デバイス関係です。
環境設定
動作チェックを行ったので環境設定をしていきます。
編集→環境設定から設定を行います。なお、下は個人的に変更したものを記述しています。
VSTプラグイン
“VSTプラグインの検索”にフォルダー追加
どこか別の場所にVSTプラグインをインストールしているという場合には追加しておきましょう。
“プラグインウィンドウのリサイクル”のチェックを外す
これにチェックが入っているとプラグインウィンドウが同時に一つしか表示されないので、チェックを外しておきます。
詳細
自動保存頻度を3分に
いざというときに備えて自動保存を設定しておきましょう。
保存するファイル数を20に
肝心の自動保存ファイルが上書きされていたら嫌なので保存するファイル数を20にしておきます。
あとは自分で煮るなり焼くなり好きに利用するだけです。
かなり高機能なのにも関わらず無料なので、入れてみると楽しいと思います。
-
前の記事
八十亀ちゃんかんさつにっきを見ました 2020.03.30
-
次の記事
NHKプラスを利用する 2020.04.01