GCPでLAMP環境を構築する
- 2022.06.08
- Webサービス
- Google Cloud Platform, Google Compute Engine, Webサービス, サーバー, まとめ
LAMP環境が必要になったのでGCPを利用して構築しようと思います。
プロジェクトの作成
プロジェクトの新規作成をしましょう。
Google Cloud Platformロゴの横にあるプロジェクト選択部をクリックし、新しいプロジェクトをクリックして作成します。
適当なプロジェクト名を入力して作成してください。
マーケットプレイスの利用
左上にあるナビゲーションボタンからマーケットプレイスを選択します。
検索バーで”LAMP Stack”と検索し、該当のものを開いて運用開始してください。
必要なAPIの有効化が出てきた場合は有効にするを選択してください。
デプロイの設定
Deployment nameに適当な名前を入力し、無料枠内で利用したい場合ばZoneを無料枠対象の場所(私は”us-west1-a”にしました)に、Machine typeをe2-microに、Boot disk sizeを30GBに設定し規約に同意しデブロイでOKです。
IPアドレスを静的に変更
ナビゲーションボタンからVPCネットワーク→IPアドレスと進み、対象の外部IPアドレスを予約します。
適当な名前をつけて作成するとIPアドレスが固定されます。
なお、このIPアドレスが使われなくなると料金が発生するので、サイトの公開をやめるといった場合は忘れずにIPアドレスを開放しましょう。
各種サーバー情報の確認
上部の検索バーから”Deployment Manager”を検索し、対象のラベルをクリックすることでサイトのアドレスやphpMyAdminのリンク、MySQLのアカウント情報などを確認することができます。
SSH鍵
Cloud shellだけを利用する場合は必要ありませんが、別のSSHクライアントやSFTPクライアントなどを利用したい場合は必要となるので鍵を生成して登録しようと思います。
SSH鍵の生成
ssh-keygen -t rsa -b 4096 -C "ユーザー名@仮想マシン名"
というコマンドを実行し、1回目は保存先、2回目はパスワード、3回目はパスワードの確認を入力して生成します。
なお、保存先やパスワードなどを指定しない場合は未入力ですべてEnterでもOKです。
公開鍵の登録
GCPの仮想マシンに公開鍵を登録します。
VMインスタンスから対象の仮想マシンを開き、SSH認証鍵の項目を追加をクリックします。
先程生成したid_rsa.pubを開き、中身をすべてコピーし、先程の入力フォームにペーストし、保存してください。
簡単かつ格安でLAMP環境を構築できるので非常に便利です。
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