“Portable-VirtualBox”を利用してポータブルに仮想環境を利用する

仮想環境を作り出すソフトウェアなのだからインストールしたほうが良い気もしますが、正直滅多に使わないのにインストールするのも嫌なのでポータブル環境で利用します。

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VirtualBoxをポータブル化できる

Portable-VirtualBoxと検索すれば情報が大量に出ます。

まずVirtualBoxはOracleが開発している仮想化ソフトです。私はどちらかというとVMware Workstation Playerのほうが仮想化ソフトとしてのイメージが強いのですが、まぁこちらにはポータブル版系の情報が少ないのでVirtualBoxを利用します。こちらでも特に問題はありません。

VirtualBoxをポータブル環境で利用する

VirtualBoxを普通に利用するだけならば普通にVirtualBoxのインストーラーをダウンロードしてきてインストールするだけですが、ポータブル版にするにはひと手間かかります。

なお、私のようにポータブル環境をメインにして使う場合は問題ありませんが、別にVirtualBoxのインストール版を使っていてさらにポータブル版も使うという場合はポータブル版を起動することで既存の環境を破壊するので注意してください。ポータブル版はあくまでもインストール版を利用していない場所で利用しましょう。

VirtualBoxをダウンロードしてくる

Portable-VirtualBoxにVirtualBox自体もダウンロードしてくれる機能があるのですが、ダウンロードされるバージョンが古いだかなんだか書かれていたような気がするので自分で最新版のVirtualBoxをダウンロードしてきます。別に最新版じゃなくても良いです。好みのバージョンをダウンロードしてきてください。

私はWindowsなのでWindows版をダウンロードしました。というかPortable-VirtualBoxはWindowsのみ対応です。

Portable-VirtualBoxをダウンロードしてくる

これがVirtualBoxをポータブル化してくれるツールです。一応非公式なので、それが嫌な人はやめておいてください。

Portable-VirtualBoxの利用

ダウンロードしたexeを展開するとPortable-VirtualBoxというフォルダが作成されます。

そのフォルダ内にPortable-VirtualBox.exeがあるので起動してください。

日本語対応です。SearchをクリックしてJapanese.iniを選択しましょう。英語で良い人はしなくてOKです。

起動したら先ほどダウンロードしたVirtualBoxのパスを指定し、”64ビットシステム用のファイルを展開します”にチェックを入れ(32ビットで利用したい場合は32ビットにチェック)OKをクリックします。

自動でなにかしたあとに自動で終了されます。再度Portable-VirtualBox.exeを起動してください。

再起動を求められるのでもう一度にPortable-VirtualBox.exeを起動します。これでインストールは完了です。

Portable-VirtualBoxフォルダがポータブルなVirtualBox一式のデータです。好きに利用しましょう。

今後はPortable-VirtualBox.exeを実行することでインストール版のVirtualBoxと同じように利用することが出来ます。

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あとは自分の好きなOSイメージを利用して仮想環境で遊び放題です。私はAndroidでも動かそうかな・・・