Blender2.8の個人的導入メモ
二年弱前にBlenderでオリ3Dモデルを作ろうと頑張った末に面を張る工程で意味がわからない状態になってキレたBlenderですが、まだ完全に諦めたわけではないですし若干再挑戦する機運が高まってるような高まってないような気がするので改めてしっかり構築します。
オープンソース3DCGソフトウェア
Blenderはオープンソースの3DCGソフトウェアです。
無料でありながら有料に負けず劣らずな機能があります。
ですが、高機能であるがゆえに初心者にはかなりハードルが高いイメージがあります。
デフォルトのキー操作も特殊です。(新しいバージョンからは一般的なキーマッピングを利用することもできるようになりましたが)
習得は難しいですが、使えるようになれば3Dに関する様々なことが出来ます。すごい。
Blenderのダウンロード
ここからダウンロードします。
インストール版もZIP版もあります。
この記事が書かれていた時点での最新版は2.80ですが、UIなどが2.79時代と結構変わっています。
今あるBlenderの情報は大体2.79時代のものなのでできるだけ情報が多いほうが良い人は2.79bなどを導入すると良いかもしれません。
私は最新版を入れます。
Blenderの設定
デフォルト状態だと初心者が使うことは(実質)不可能なので設定して使い勝手を良くしていきます。
日本語化
2.79時代ではFile→User Preferencesからユーザー設定を変更していましたが、2.80からはEdit→Preferencesから変更します。
Edit→Preferences→Interface→Translation→LanguageからTranslationにチェックを入れ、Languageから日本語を選びます。
そしてInterfaceにチェックを入れると大体の表示が日本語になります。
スプラッシュ画面の非表示化
最初に表示される画面が個人的に必要ないので非表示にします。
インターフェイス→表示の中にあるスプラッシュ画面を無効にします。
テキストレンダリング
私の環境では日本語にしたところフォントがガビガビになって読みにくくなってしまいました。
インターフェイス→テキストレンダリングの中にあるアンチエイリアシングを有効にすることできれいになります。
キーマップ
2.80からキーマップが大幅に変更されました。
Blenderの情報は2.79系のものが多いのでその情報に沿ってBlenderを利用したい場合はキーマップからプリセットをBlender2.7Xにすることをおすすめします。
なおIndustry Compatibleは業界標準のキーマップです。すでにBlender以外の3DCGソフトウェアを使ったことがある人はそのソフトウェアで覚えたキーをそのまま使えます。
私はBlender以外の3DCGソフトウェアを触ったことがありませんが、せっかくなので業界標準でいこうと思います。
メモリーと制限
システム→メモリーと制限から変更します。
アンドゥ回数を128にします。多ければ多いほどアンドゥしまくれますがその分メモリーを消耗します。
自動保存
セーブ&ロード→自動保存のタイマーを1分にしました。過剰だと思います。3分とか5分とかでも良い気がします。
デフォルトの設定として保存
設定も含めてすべてがBlenderのシーンデータに保存されているようです。微妙にわかりにくい仕組みですがそういうものです。
なので、ファイル→デフォルト→スタートアップファイルを保存をしてデフォルトの設定として保存しておきます。
これをしないと新規ファイル作成時や次回Blender起動時に設定が吹っ飛びます。
設定ファイルの保存先
バージョン2.80の場合、今保存したデフォルト設定は
C:\Users\%UserName%\AppData\Roaming\Blender Foundation\Blender\2.80\config
にあります。
他のPCの同じ場所に設定ファイルをコピーすれば同じ環境でBlenderを利用することが出来ます。
プラグイン
VRM IMPORTER
VRMファイルをBlenderでインポートできるようにするプラグインです。
これで一応最低限Blenderを利用する準備はできました。あとは自分のやる気です。頑張ってください。私はもう・・・
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