OBSを仮想カメラとして出力する
OBSはオープンソースのデスクトップキャプチャー配信ソフトウェアです。
デスクトップキャプチャーに限らず、かなり多機能かつ便利に利用することができます。
OBSの出力は映像録画か配信のみ
OBSはとにかく便利で、生配信をするときなどに必要となる機能が揃っています。リアルタイム動画編集ソフトと言えるレベルです。
しかし出力は映像の録画か生配信サービスへの配信のみです。仮想カメラとして利用できればすごい便利なのに・・・
仮想カメラプラグインが存在
ここで諦める必要がない所がOBSの良いところです。
OBS-VirtualCamという仮想カメラプラグインがあります。これを導入することでOBSの出力をWebカメラとして利用することが可能になります。
OBS-VirtualCamのダウンロード
ということで利用するためにインストールしていきましょう。
上のリンクから自分の利用しているOBSのバージョンに合わせたOBS-VirtualCamをダウンロードします。基本的にはOBSもOBS-VirtualCamも最新版にすることをおすすめします。
基本的にはインストーラー版を利用すればOKですが、私はポータブル環境としてOBSを利用しているので、zip版をダウンロードして手動設定していこうと思います。
OBS-VirtualCamの手動インストール
インストーラー版を利用しない場合は手動でのインストールが必要です。
Install欄に書いてある手順通りにインストールすればOKです。一応備忘録としてもここにもやり方を書いておきます。
zipファイルの展開
先程ダウンロードしてきたzipファイルを展開してください。
ファイルのコピー
OBS-VirtualCam\bin\64bit\obs-virtualsource.dllをOBS-Studio\bin\64bitにコピー、
OBS-VirtualCam\dataをOBS-Studio\dataにコピー、
OBS-VirtualCam\obs-plugins\64bit\obs-virtualoutput.dllをOBS-Studio\obs-plugins\64bitにコピーすればOKです。
DirectShow登録
コマンドプロンプトを管理者権限で起動し、
regsvr32 "obs-virtualsource.dllのコピー先パス"
と実行すればOKです。
動作チェック
インストールが成功していれば、OBSのツール内にVirtualCamが追加されています。
VirtualCamを開き、Startを押すことでOBSからの仮想カメラ出力がオンになります。Skypeなりなんなりで仮想カメラとして動いているか確認してみましょう。
カメラ一覧に表示されないというような場合はPCを再起動すると表示されるようになるかもしれません。表示されないソフトウェアもあるのでそこはよくわかりませんが・・・
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