どのドライブレコーダー向けの高耐久SDカードを購入するか検討する
ドライブレコーダーを購入したときに高耐久SDカードが付属していた場合はそれを利用すればよいのですが、付属していなかったり、高耐久のものではなかったり、容量が少ないと感じている場合は自分で購入して入れ替えることをおすすめします。
ドライブレコーダーに利用するSDカードの容量について
ドライブレコーダーのデータ保存先としてMicroSDが利用されていることが一般的だと思いますが、そのMicroSDにも様々な違いがあります。
わかりやすいのは容量の違いです。容量が大きければ大きいほど長い時間映像を記録することができます。
Gセンサーや事故時にボタンを押すことで事故映像は削除されない領域に保存されるため極端に大きい容量は必要ありませんが、ドライブレコーダーの映像を他の目的でも利用する場合には容量が大きいほうが便利ですし、時間が経ってから事故時以外の映像が必要になる可能性もあります。
そのため、ある程度容量は大きいほうが安心感があります。
また、ドライブレコーダーによって32GBまで対応だったり256GBまで対応だったりと対応容量に違いがあるので、ドライブレコーダーの説明書を確認してください。
ドライブレコーダーに利用するSDカードの速度について
常時映像を記録するため、ある程度高速なSDカードが必要です。
FHD画質なドライブレコーダーの場合はClass 10/V10/U1以上のものを利用すれば問題ないかと思われますが、4K画質などのドライブレコーダーの場合はより高速なSDカードが必要な場合があるので説明書を確認してください。
ドライブレコーダー向けの高耐久SDカードについて
そもそもSDカードは寿命が短く、常時録画を行うドライブレコーダーには向いていないストレージです。
しかし、SDカードの中でも高耐久と謳っているものがあり、そういったものは比較的寿命が長く、ドライブレコーダー向けと言えます。
高耐久ではないSDカードはドライブレコーダーでの利用を想定していないことも多く、壊れやすかったり、録画ができてないということが起きるリスクがありますし、ドライブレコーダーでの利用は保証対象外になっていることがあります。
高耐久のSDカードはそうではない一般的なSDカードと比べて若干割高ではありますが、破損による買い替えや録画失敗のリスクを考えるとむしろ安上がりと言えると思います。
選択肢の一例
SanDisk
SanDisk製の高耐久MicroSDカードです。
2年の保証があります。
また、U3/V30なので4Kのドライブレコーダーでも十分に対応できる速度があります。
Transcend
Transcend製の高耐久MicroSDカードです。
2年の保証があります。
Samsung
Samsung製の高耐久MicroSDカードです。
3年の保証があります。
Silicon Power
Silicon Power製の高耐久MicroSDカードです。
2年の保証があります。
基本的にはドライブレコーダーのSDカード要件に合致していて、大手メーカーの高耐久SDカードで、信頼できる販売元ならば問題ありません。
容量は32GBまで対応のドライブレコーダーならば32GB、それ以上対応のドライブレコーダーの場合は基本64GB、車によく乗る人や4Kのドライブレコーダーを利用してるのならば128GBを選んでおくと安心かと思います。
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