Raspberry Piで利用するSDカードを検討する
- 2021.03.28
- ハードウェア
- Raspberry Pi, SDカード, ハードウェア
現状は付属していたSDカードを利用しています。
Raspberry Piで利用するシステムストレージ
基本的にRaspberry PiのシステムはSDカードに書き込んで利用すると思います。
現在私も購入時に付属していた64GBのSanDiskSDカードを利用しています。
基本的にはそれで問題ないのですが、書き換え回数に限界のあるSDカードをシステムストレージに利用すると破損するリスクが高いと言われています。
書き込みを減らす設定を行ったり、自動バックアップをするなどして破損しても困らないようにするのは前提として、どのSDカードを利用すると比較的破損リスクを下げられるか検討しようと思います。
USBブートという手も
OSをUSBブートして動作させることも可能です。
つまり、SDよりもシステムストレージとして向いているHDDやSSDなどをシステムストレージとして利用できるわけです。
SSDやHDDが余っている場合などはそれを活用すると良いかと思います。SSDの場合は一般的なSDカードよりも高速なので、動作がより快適になる可能性もあります。
容量について
使い方によって変わってきますが、Raspberry Piで利用する場合は32GBもあれば十分なことが多いと思います。大きいデータなどはシステムストレージである壊れやすいSDカードに書き込まずUSB接続のHDDなどに保存したほうが良いと思います。
Raspberry PiはSDXCにも対応しているので64GBなどのSDカードも問題なく利用できます。最近は64GBのSDカードもかなり安いですし、容量が大きいほど破損しにくくなるので64GBが良いのではないかなと個人的に思います。
速度について
基本的に新しい一般的なメーカー品SDカードを利用すれば速度の問題は無いと思います。
普段Raspberry Piを利用していて速度に不満がある場合はSSDをUSBブートしたほうが良いと思います。
高耐久SDカードについて
若干割高ではありますが、高耐久なSDカードを選択することで破損リスクを下げることができます。
選択肢の一例
このあたりを選んでおけば間違いないかと思います。
Raspberry PiをPCとして快適に利用したい場合などはSSDをUSBブート、SDの破損リスクを下げたい場合は高耐久SDカードを選ぶと良いかと思います。
私も交換用に新しい高耐久SDカードを購入しようかと考えていましたが、すでに余っているSDカードをこれ以上増やしたくない感じもありますし、容量的にすぐには壊れなさそうなのでこのまま使って破損したら交換しようかと思います。
もちろんどちらにしても破損に備えての定期的なバックアップは必須です。
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