cronでdumpコマンドを利用する

Raspberry Piのデータを自動で定期バックアップする

cronでdumpコマンドを利用しようとしても実行されなかったので解決します。

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cronでdumpコマンドを利用

データをバックアップする際にdumpコマンドを利用します。

dump -f /mnt/hdd/RPiBackup/`date '+\%Y\%m\%d'`/data.dump /dev/mmcblk0p2

このように実行すると事前に作成された日付のディレクトリ内にデータがバックアップされると思います。

なのですが、cronでこのように実行すると実行されませんでした。

cronで利用する場合はPATH変数を定義するかパス名付きコマンドで実行

type dump

と実行することでdumpのパスがわかります。私の場合は/usr/sbin/dumpでした。

cron実行時に参照されるPATHが最低限なのか、/usr/sbin/は参照されていないようです。

なので参照されるようにcrontab内でPATH変数を定義するかパス名付きコマンドで実行すればOKです。

/usr/sbin/dump -f /mnt/hdd/RPiBackup/`date '+\%Y\%m\%d'`/data.dump /dev/mmcblk0p2

今回利用したいコマンドで問題なのはdumpコマンドのみだったので、dumpをパス名付きである/usr/sbin/dumpに変更しました。

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利用したいコマンドが多い場合などはcrontab内でPATH変数を定義してしまったほうが楽でわかりやすいと思います。