PhotoVision 008HWをHDMIディスプレイにする
以前私がやったフォトパネル02と手順は同じです。
PhotoVision 008HWを発掘
当時契約数水増しのためか無料で契約できたSoftBankのデジタルフォトフレーム、PhotoVision 008HWをタンスの底から発掘しました。
一応電源を入れれば使えるような気はしますが、正直今更フォトフレームは必無いので、中のLCDを取り出してHDMIディスプレイとして利用しようと思います。
実際フリマアプリなどでも008HWは数百円から千円程度で購入できるかと思います。
分解
分解はそこまで難しくありません。
下部の細長いプラスチック板を剥がすとネジが4箇所あります。一つはシールで隠されていますが、そのままドライバーで回せば外せると思います。
そこを外せば後はツメで留まっているだけなので手で外してください。分解用のツールを使って局所的に力を加えると表面の保護板が割れることがあるので、手で広範囲に力を掛けたほうが良い気がします。まぁ保護板が割れても中のLCDには関係ありません。
LCDと本体は二箇所でネジ止めされています。ネジを外せばLCDを取り出すことができます。
詳しい分解方法は”008HW 分解”で調べれば出るかと思います。表面の保護板を剥がす必要はありません。
LCDの仕様を調べる
LCDはフォトパネル02などでも利用されているものと全く同じ”AT090TN12 V.3″でした。
50 pins TTL (1 ch, 6/8-bit) のようです。あとはこの規格にあるコントローラーを購入すればOKです。
規格に合うものから電源供給の方法や入力端子など自分の都合の良いものを選んでください。
接続
コントローラーが届いたら後はフラットケーブルを接続して、HDMIを接続して、電源を接続して、電源を入れて、出力先をHDMIに変更すればもうそれで使えます。
正直ディスプレイとしての品質はあまり良くないですが、とにかく安く9インチ程度の小型HDMIディスプレイが欲しい方は試してみてください。
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