Windowsを仮想環境で動作させる

“Portable-VirtualBox”を利用してポータブルに仮想環境を利用する

VirtualBoxを導入したので、Windowsを仮想環境で動作させようと思います。

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OSイメージの用意

Windowsを利用するのでWindowsのOSイメージを用意します。

ライセンスを持っている人は普通に公式でダウンロードできるWindows10のクリーンインストール用イメージを用意すれば良いのですが、私は余っているライセンスなぞ無いので、学生特権であるMicrosoft Azure for Studentsを利用してWindows10 Educationを利用しようと思います。と思いましたが、なぜかWindows Embedded 8.1とWindows Server 2016しか選択肢がなかったのでWindows Server 2016にしました。Windows 8.1はWindows10に慣れた私にとって使いにくすぎるのです・・・まぁどうせ仮想環境ですしたまにしか使わないので問題ありません。というかWindows10 Educationはどこにいったのでしょうか。Microsoft Imagine時代の名残なのでしょうか・・・

なお、Windows 8.1で構わないという人はWindows Embedded 8.1を選択したほうが良いです。Windows Serverでも使えないことはありませんが、細かい差異がありますし、微妙に邪魔な機能もあります。また、(サーバー用途以外には)過剰にセキュリティが高く、インターネットエクスプローラーでまともにインターネットサーフィンができません。Chromeダウンロード専用ブラウザーなはずであるインターネットエクスプローラーでChromeすらダウンロードできません。もはや本気でいらない子・・・わざわざChromeのインストーラーを別で用意することになります。というかChromeなり他のブラウザーを用意しないとまともに使えません。

Windows Serverを普通のWindowsに近くする

なおWindows Server 2016の中でもDatacenterとStandardとEssentialsから選べます。Standardを選ぶのがスタンダードなのでしょうが、せっかくなので最強なDatacenterにします。普通に導入すると60万ぐらいかかるっぽいです。ヤバいですね☆用途的にはEssentialsで十分です。

VirtualBoxにインストール

“Portable-VirtualBox”を利用してポータブルに仮想環境を利用する

ここで用意したVirtualBoxにインストールします。

情報は大量にインターネットに転がっているので詳しいことは調べてみてください。

VirtualBoxを起動し、新規をクリック、適当な名称を入力し、仮想環境の保存先を指定します。そこそこのファイルサイズになるのでそれが問題になる人は保存先を変更しておきましょう。タイプはMicrosoft Windows、バージョンはWindows 2016と環境に合わせました。

メモリは4096MB割り当てました。余裕があれば多いほうが快適だと思います。

仮想ハードディスクを作成し、VHD(どれでも良いです)、可変サイズ(無駄に容量を使いたくないので)(固定サイズにして後述するホストのI/Oキャッシュを有効にすることでパフォーマンスがかなり向上します)、64GBにしました。

これで仮想マシン自体は出来ました。次にインストール用のOSイメージを指定します。

設定→ストレージから空になっているディスクを選択し、右上あたりにあるディスクのアイコンから仮想光学ディスクファイルを指定します。これに先程ダウンロードしてきたWindowsのイメージファイルを指定します。

ついでに設定→一般→高度からクリップボードの共有とドラッグアンドドロップを双方向に、システム→プロセッサーでCPUを2CPUに、ストレージからホストのI/Oキャッシュを使うを有効に(パフォーマンスが向上しますがゲストOSのデータが消失する可能性があります)変更し、USBからUSB3.0(cHCI)コントローラーにチェックを入れておきます。

あとは起動することで、見慣れたOSインストール画面が出てきます。普通にインストールしましょう。プロダクトキーはダウンロードした時に表示させることができるキーを利用します。

Windows Server 2016 DatacenterではなくWindows Server 2016 Datacenter(デスクトップエクスペリエンス)をインストールしてください。こっちじゃないとコマンドプロンプトだけのガチ勢向けになってしまいます。

いつものWindows10インストールとは違う点がAdministratorのパスワードを指定することです。何でも良いですが、ある程度堅牢なパスワードでないと通りません。

スナップショットの作成

Windowsアップデート適用直後あたりで仮想マシン→スナップショットでスナップショットをとっておくとその時点に戻せるので多分便利です。

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ということでWindowsを仮想環境で動かしました。

HDDに仮想マシンのデータを置いたせいか、設定が正しくないのかかなり重めです。おそらくHDD環境でWindowsアップデート中だからですが、必要に駆られたらもっとしっかりとした設定にしようと思います。

Windowsを仮想環境で”快適に”動作させる