壊れた3DSを分解してみる
2台保有しているうちの壊れている方です。
壊れた3DS
3DSが発売されて1年以内に購入した方の3DSを分解しようと思います。
何かと調子が悪かったこの3DSの代わりの購入からはや数年経っているので、この3DSの状態などは完全に忘れていたのですが、想像以上に満身創痍でした。
まず充電端子が完全に壊れています。充電端子が壊れたので充電台で充電していたのですが、ついに充電台でも接触不良になり、接触部分にアルミホイルを詰めて充電していたのにそれでも充電できなくなったことを思い出しました。
2台目のバッテリーを持ってきて電源を入れたところ、画面表示がおかしくなりました。これはおそらく接触不良だと思います。
LとRボタンも完全に反応しません。これではマリカーがプレイできません。
分解
ということで分解します。分解手順は調べれば詳しく出ると思います。
まず裏蓋のプラスネジを4つ外して裏蓋を外します。簡単ですね。
例に漏れずこちらのバッテリーも膨張していました。まだ使えそうですがどちらにしても使わないのでリサイクル行きです。
ここから10本ネジを外すと
こうなります。Rボタンの方のフレキシブルケーブルは最初から切れていた(もしくは分解中に切った)のでもちろん反応しないと思います。
ここの状態でLRボタンや充電端子、スライドパッド、SDカードリーダー、ワイヤレスモジュール、マイク、イヤホン端子、赤外線モジュールなどは交換できそうです。これらの部品交換難易度はかなり低いほうかと思います。
今回はせっかくなのでさらに分解しようと思います。これ以降は急に分解難易度(というか組み立て難易度)が上がるので壊したくない場合はここでやめておいたほうが良いと思います。
ここから更にフレキシブルケーブルを抜いたり、部品を取ったり、ネジを外したりすると
こうなります。ここまで来ると十字ボタンなどのボタン類、下画面パネルなどを交換できるようになります。
これで下部は分解完了です。分解自体はそこまで難しくありません。
次に上画面ですが、まずアクリルパネルを剥がす必要があります。これは接着剤で接着されています。分解難易度を急激に跳ね上げさせる最悪なやつです。
ちゃんと分解したい場合は熱を加えながら丁寧に外していくと良いと思います。力加減を間違えると割れて交換用部品を購入する羽目になります。
私の場合はめんどくさがって熱を加えずにエタノールで力任せに剥がしたので非常に汚くなっています。こうなると地獄なのできちんと修理したい場合は丁寧にやってください。
剥がして出てくるネジを外すと外装を外せるようになります。
外装を外すと上画面パネルやカメラ、スピーカー、3Dボリュームなどを交換することができます。
組み立て
組み立ては基本的に分解の手順を逆に行えばOKです。
分解時は抜くだけで簡単なフレキシブルケーブルですが、組み立てでは差し込む必要があるので難しいですし疲れます。
フレキシブルケーブルの取り回しもそこまでの余裕はありませんし、フレキシブルケーブルやフレキシブルケーブルを接続するコネクタが脆く、丁寧にやらないと破損します。(2敗)
LRボタンや充電端子、スライドパッドなどの交換はそこまで難しくないと思いますが、それ以上分解する必要がある場合は根気が必要です。特に上画面パネルを交換したい場合などは大変です。頑張ってください。
せっかくならば部品を交換して修理しようかと最初は考えていましたが、2台持っていても使わないですし、雑な分解でボロボロになってしまった個体にわざわざ交換用部品を購入するのも・・・となってしまったので2台目の修理用個体として保管しておこうかと思います。
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