Raspberry Pi 4でUSBブートする
SSDを購入したので、ここからブートするようにしてみようと思います。
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ブートローダーの更新
Raspberry PiをUSBブートさせるのは若干面倒なイメージでしたが、新しいブートローダーの場合はすんなりUSBブートが可能になるようです。
sudo rpi-eeprom-update
を実行し、バージョンが2020年12月11日以降のものだとUSBブート対応のブートローダーらしいです。巷の噂では・・・
私の場合はもっと古かったので更新します。
sudo rpi-eeprom-update -a
sudo reboot
アップデートし、再起動することで更新されるはずです。
再度バージョンを確認してアップデートが完了しているか確認してください。
USBアダプタの確認
利用するUSB/SATA変換アダプタが安物によく使われているイメージのJMicron製チップを採用していると問題が起こる可能性があるので、それを確認して修正します。
sudo lsusb
を実行して利用しているUSBアダプタがJMicron製かどうか確認します。
JMicron製だった場合は
sudo nano /boot/cmdline.txt
を開き、
usb-storage.quirks=152d:0578:u
をすでに記述されている一行の先頭に追加します。
sudo reboot
一応再起動しておいてください。
これをしないとSambaでアクセスできなくなったり、SSHでアクセスできなくなったり、I/Oエラーが出たり、パスワードが正しいのにログインできなくなったりします。散々な目に会います。丸2日無駄にしました。
USBブートする
これですでにUSBブートできる状態になっています。
SDのデータをSSDにクローンするなり新規にインストールするなりして利用しましょう。
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これでSDの寿命にビクビクすることもなく、SSDの高速さも享受することができます。
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