動かないKinect v2を修理する記事 準備編
Kinectを購入し、
色々遊んでいるわけですが、
何故かここに動かないKinectがあります。
Kinectの分解修理
何故か手元にジャンクなKinectがあるので分解して修理しましょう。
事前情報
完全に電源が入らないKinect v2はサーマルヒューズを交換することで動くようになることがあるようです。
半端に電源が入る動作不良のKinectも手元にあるのですが・・・それの修理情報は・・・ですが私は勘が冴えているのでなんとなく修理方法がわかります。
Kinect v2の分解に関する情報
日本では(某アイドルプロデュースゲームの古からのプロデューサーを除いて)持っている人がいないXboxですが、海外ではそこそこの地位を築いているゲームハードなので、それの周辺機器であるKinectについての情報も(日本語以外ならば)豊富です。
あのiFixitが分解情報を大量にアップしているので、これを見ながら分解すれば特に困ることはないと思います。
用意するもの
iFixitのページを見ればなんとなく必要なものがわかると思います。
T10トルクスドライバー
T10トルクスネジを回すことができるドライバーです。
精密電子機器をたまに分解することがあるのならば持っているかもしれません。
T10セキュリティトルクスドライバー
T10セキュリティトルクスドライバーを回すことができるドライバーです。
T10トルクスネジの中心部に突起があるネジです。
これはネタバレになるのですが、私はT10セキュリティトルクスドライバーを持っていなかったので分解は数ヶ月お預けというのがこの記事のオチです。
サーマルヒューズ 102℃ 3A 250V
サーマルヒューズを交換するつもりの場合は102℃ 3A 250V対応のサーマルヒューズを使うと良いというような話を聞いたような気がします。よくわかりませんが・・・
ヒューズを使わないでそのままはんだしちゃう的な方法も書いてあったような気がしますが、安全のためのヒューズなのであったほうが良いと思います。どちらかというと・・・
はんだごて
サーマルヒューズを交換する場合にもはんだしちゃう場合にも必要です。
はんだ
サーマルヒューズを交換する場合にもはんだしちゃう場合にも必要です。
ピンセット
きちんと分解して交換する場合は必要ありませんが、面倒くさがって分解途中で交換する場合は必要です。
テスター
なくても修理はできますが、実際にサーマルヒューズが原因で動作不良を起こしているのか確認するには必須ですし、サーマルヒューズを交換した場合の動作チェックにも必要です。
部品取り用Kinect v2
半端に電源が入る動作不良のKinectを修理したい場合は必要です。
いっその事新品を買ってしまえば修理をする必要がなくなります。
分解
ということで物も揃っているので(分解しようとしたときはそう思っていました)分解します。
ネジ隠しシールを剥がす
Kinect v2を裏返すと左右にシールが貼られた怪しい部分が出てきます。
このシールの下にトルクスネジが隠れています。剥がしましょう。
なお、剥がす際はヒートガンなりドライヤーなりで加熱してから剥がすときれいに剥がせるような気もしますが、私は面倒なので普通に剥がしました。
なお、片方は封印シールになっています。封印シールは頑張ってもきれいには剥がせないので諦めてください。
トルクスネジを抜く
上部分はT10トルクスネジなので抜けたのですが、左右合わせて4本の下部分はT10セキュリティトルクスネジです。
このようにトルクスネジ中心部に突起があるのがセキュリティトルクスネジです。
ネジに合わせて中心部に穴が空いているドライバーが必要なのですが、持っていませんでした・・・
微妙にハマるわりに回らなくてネジがなめてるのか???とも思いましたがよく見たら突起がありました。気づかずにやり続けると本気でなめるのでセキュリティトルクスドライバーを用意してください。(まぁ輪ゴム噛ませるなりなんだかんだすればトルクスドライバーでも取れそうですが・・・)
一応iFixitも流し見しておいたはずなのですが本当に流し見だったようです。
ということでAliexpressでセキュリティトルクスドライバービットを購入しました。届くまで分解はお預けです。
一体何ヶ月後になるのでしょうか・・・
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